あかりの花

君島久子 再話 / 赤羽末吉 画 / 福音館書店

むかし、トーリンという働き者の若者がいました。ある日、山で仕事をしていたトーリンの額から一滴の汗が地面にこぼれおち、そこから真っ白なユリの花が咲きます。そのユリを家に持ち帰ると、十五夜の夜、あかりの灯心がゆらめいて、花の中から美しい娘があらわれました。むすめはトーリンと一緒に昼は畑仕事、夜はあかりの下で刺繍を刺してくらしました。しかし、せっせと働いて裕福になったトーリンは、いつしか怠けて遊び歩くようになります。むすめはしばらく一人で仕事を続けていましたが、ある日、あかりの灯心がゆらめいて……。
これは中国の苗族に伝わる民話のひとつです。再話の君島久子さん、画家の赤羽末吉さんとも、実際に現地中国貴州省苗族地区を取材して作られました。1985年の刊行当時から高い評判を得ていながら、長く品切になっていた本作を、ご要望にお応えして期間限定で復刊いたします。この機会にぜひお求めください。

ページ数 : 32ページ
サイズ :25 x 25cm
厚さ :1 cm
初版年月日 :1985/1/30
ISBN :978-4834001167

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